ベンゾジアゼピン系睡眠薬とアルコールの相性(眠剤カクテル)について やってみた解説
こんにちは!あなたはよく眠れていますか?私は不眠症です(´・ω・`)
よく眠れない方は、睡眠薬を医者に処方して貰っていることも多いと思います。
その中でもベンゾジアゼピン(ベンゾ)系睡眠薬を飲んでいる方は、一緒にアルコールを摂取しないように言われたことはありませんか?
今回はベンゾ系睡眠薬とアルコールの関係について、実際に飲んだレポートも交えて解説していきます。
本記事は約10分で読むことができます。
ベンゾ系睡眠薬とは?
ベンゾジアゼピン系睡眠薬とは、ベンゾジアゼピン受容体を刺激することで、GABAと呼ばれるリラックスを促す神経伝達物質の作用を強めて、入眠を促したり、抗不安の効果をもたらします。
ベンゾ系睡眠薬の種類には、デパス、サイレース、セルシンなどがあります。
ベンゾ系睡眠薬は依存性が強く、長期に渡って投与することが良くないとされているため、大量に入手することは困難となっています。
アルコールと一緒に摂取すると双方の作用が強くなってしまうため、禁忌となっています。アルコールと一緒に摂取すると記憶障害、呼吸抑制、翌日の眠気、ふらつきなどが起こるとされています。サイレースやロヒプノールはレイプドラッグとして使われていた過去もあり、液体に溶かすと青くなるようになっています。
お酒とベンゾ系睡眠薬の組み合わせは、眠剤カクテルとも言われ、一部界隈で人気があるそうです。
知らない間にお酒に混ぜられたら眠っちゃう!
気を許していない人と飲んでいるときに、青いお酒を出されたら飲まないようにしましょう。
実際に飲んでみた
では、実際にベンゾ系睡眠薬とアルコールを飲んでみるとどうなるのか?検証してみました。
今回用意したもの
- ジアゼパム(セルシン)2mg 1錠
- 淡麗グリーンラベル 350ml(Alc4.5%)
淡麗グリーンラベル、安くて糖質を気にしてても飲めて、おいしくておススメです!
時間は午後8時半で、眠れる気配は全くありません(;´・ω・)
私はアルコールは強くないので、ビール500mlを飲むとかなりベロベロになる程度です。なので350mlはほろ酔いになれる程度の量になります。
ジアゼパムはセルシンとも呼ばれる薬で、2mgは最も少ない量となります。私が寝るのには3錠は必要です…。主治医がこれしか出してもらえませんでした…。ピークは1時間後とされています。
これだけで眠れたらコスパはかなり良いように感じますが、どうでしょうか?
結果
結果、眠ることはできず、2時間後に更にジアゼパム1錠と、アサヒスタイルフリー350mlを入れることになってしまいました。
作用が強くなっていることは実感することができませんでしたが、ベンゾ系睡眠薬とアルコールそのものに催眠の効果があるため、追加してからは眠ることができました。
※翌日は少し眠気を感じました。
※より催眠効果の強いサイレースや、更に量の多いアルコールを摂取する場合は気を付けたほうがいいかもしれません。
ジアゼパム2mgとほろ酔いになる程度のアルコールの摂取は特に気にする必要はないようには感じました。
まとめ
ベンゾ系睡眠薬とアルコールの関係について、実際に検証しながら解説しましたがいかがだったでしょうか。
今度主治医も変わるため、また別の睡眠薬を処方して貰った際は、また眠剤カクテルをリベンジしたいと思います。
ベンゾ系睡眠薬を処方されている方は、くれぐれもアルコールと一緒に摂取しないようにしてください。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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