三環系抗うつ薬の効果は?副作用は?解説
こんにちは!三環系抗うつ薬を知っていますか?
私はSSRI系抗うつ薬を処方されていたのですが、不眠と吐き気の症状が顕著に表れて体調を崩してしまったため、三環系抗うつ薬(トフラニール)を処方してもらいました。
前回記事、SSRI系抗うつ薬についての記事もよければ見てみてください。
三環系抗うつ薬とは?
三環系抗うつ薬はセロトニン、ノルアドレナリンのシナプス間での取り組み阻害を行い、セロトニン、ノルアドレナリンの機能を高め抗うつ効果を発揮すると言われています。
SSRI系抗うつ薬と同じく、即効性は期待できないみたいです(;´・ω・)
うつ病だけでなく、気分変調症にも効果があります。
↑気分変調症に関する記事も併せて読んでいただけると嬉しいです!
日本で処方されている三環系抗うつ薬の種類には、
- クロミプラチン(アナフラニール)
- ノルトリプチリン(ノリトレン)
- アミトリプチリン(トリプタノール、アミトリプチリン塩酸塩)
- イミプラミン(トフラニール)
- トリミプラミン(スルモンチール)
- ロフェプラミン(アンプリット)
- ドスレピン(プロチアデン)
- アモキサピン(アモキサン)
などがあります。三環系抗うつ薬の副作用には、
- 抗コリン作用による口渇
- 便秘
- 排尿障害
- 眼圧上昇
- 抗ヒスタミン作用による眠気、ふらつき
などがあります。抗コリン作用といえばナツメグの大量摂取でも起こることがあります。
ナツメグを大量摂取してみた記事を読んでみると、副作用の一部がわかりやすいかなと思います。
抗ヒスタミン作用による眠気というのは、レタスODやドリエルと聞けばわかる方も多いと思われます。
じんましん、湿疹などの薬であるレスタミンや、睡眠改善薬のドリエルなどに含まれる、ジフェンヒドラミン塩酸塩が脳内の神経伝達物質であるヒスタミン(覚醒物質)がヒスタミン受容体に結合するのをブロックする作用などのことを抗ヒスタミン作用と言います。
睡眠改善薬の作用にもあるくらいなので、眠気を招きそうですね!
では実際に飲んでみた感想をレポートにまとめました。
飲んでみた感想
3カ月程度トフラニールの服用を続けてみたところ、SSRI系抗うつ薬を飲んでいた頃の不眠が少し改善されて、動けない日も多かったのが、動ける日が少しずつ増えてきました。
副作用としては、口渇や便秘が表れました。
便秘は便が固くなる感じがありましたので、水を飲む機会を増やしたりして対策しています。これ以上便秘が悪化や続くようなら、酸化マグネシウムを処方してもらおうと思っています。
口渇はTHCHなどカンナビノイドの摂取でも起こりますが、その時の口渇が更に乾くような感じがありました。
カンナビノイドの効果などについては、こちらのページを参照してみてください。対策としては、先ほどと同じく、水分補給をこまめにとるようにしています。
眠気に関しては、もともと不眠症だったため、これらが相殺して良い感じになってきました。今は休職中で、眠い時は寝られる環境なので合っているように感じました。
やはり即効性はないですが、うつで苦しんでいる方には良い薬のように感じました。
まとめ
今回は三環系抗うつ薬について、実際に飲んでみて感想を記事に書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか。
私の場合はSSRI系抗うつ薬より合っている感じがして、眠気も強くなるため眠れないストレスが低減されて良い薬のように感じました。
うつでお悩みの方は、主治医の方と相談して三環系抗うつ薬も検討してみることをおすすめします。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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