メラトニンとは?効果、増やす方法について解説
こんにちは!メラトニンについて知っていますか?
WBCで侍ジャパンがマイアミに向かう際、時差対策にダルビッシュ有選手が佐々木朗希選手に「快眠グミ」としてメラトニンが配合されたグミを渡したところ、佐々木朗希選手が口を開けて爆睡していたというエピソードがあり、注目が集まっています。
今回はそんなメラトニンについて、効果や増やす方法について解説していきます。
本記事は約10分で読むことができます。
メラトニンとは?
メラトニンとは、脳内の松果体においてアミノ酸のトリプトファンからセロトニンを経由して生成されるホルモンです。メラトニンは光の暗さによって刺激され、明るさによって抑制されます。松果体は子供では大きいのに対して、思春期になると縮小し、メラトニンの生合成量も減少します。
多くの生物でメラトニンは生体リズム調節に重要な役割を果たしています。季節のリズム、睡眠・覚醒リズムやホルモン分泌リズムの調整作用があり、体内時計に働きかける効果があります。催眠作用もあるため欧米では睡眠薬としてドラッグストアでも購入することができます。性機能の発達の調節にも大きな役割を果たしていると言われています。
体のリズムを整えるのに必要なんだね!
しかし、一般的にメラトニンの催眠作用は弱く、寝る前に服用しても不眠症の改善効果は乏しいようです。
ダルビッシュ有選手が渡したグミの詳細は?
メラトニンは時差対策に有効ということがわかりましたが、ダルビッシュ有選手はどのようなグミを渡したのでしょうか。
ダルビッシュ有選手が佐々木朗希選手に渡したグミの詳細情報は出ていないためわかりませんでしたが、アメリカのドラッグストア等で購入可能な、メラトニンが配合されたグミであることが予想されます。
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※メラトニンを複合する食品を服用することにより、有害な副作用が生じる場合があります。購入や服用は自己責任でお願いします。
メラトニンを増やすには?
メラトニンの分泌を促すことで、脳内のメラトニン濃度を上げることができます。
メラトニンの分泌を促す方法をいくつか紹介します。
分泌を促す方法①セロトニンを増やす
メラトニンはセロトニンから合成されるため、セロトニンを分泌させる必要があります。
セロトニンを増やすには、
- 抗うつ薬を服用する
- ピルを服用する(エストロゲンを増やす)
- 日光を浴びる
- 適度な運動をする
- 原料のトリプトファン・ビタミンB6を摂取する
等が効果的です。体重60kgの方のトリプトファンの摂取目安量は1日120mgになり、これは白米約150g、豆腐約20gに当たります。意識して摂取する必要は無いかもしれませんが、不足していると感じる方はサプリメントなどで補給するといいでしょう。
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分泌を促す方法②夜間の強い光を避ける
明るい光によってメラトニンの分泌が抑制されるため、夜間に強い光を浴びないようにしましょう。真夜中まで明かりを付けっぱなしにしていたり、ベッドでスマホを見ていると、体内時計の働きが乱れてメラトニンの分泌が抑えられてしまう恐れがあります。
寝る前は明かりを消してスマホの光にも注意しよう!
まとめ
今回はメラトニンについてまとめましたがいかがだったでしょうか。不眠や体内時計の狂いは、メラトニン不足が原因かもしれません。
不眠時や海外旅行の時差対策に本記事を参考にして頂ければ幸いです。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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